
平成19年10月21日「神戸の灘区なんやけど水道工事120万円ゆうてんねんけど高くない?」 一本の電話が入りました。それは昔から知っている設計事務所の先生からでした。頻繁に付き合いがあるという訳ではありませんでしたが同じ西宮市で仕事をしていますので何度か仕事上のつながりがありお互いの事をしっておりました。「何か理由があるかもしれないので現場見させてもらっていいですか?」わたしはすぐ地図をFAXしていただき現場に向かいました。ズバリ通常の工事金額は60万円です。わたしはすぐ携帯電話をポケットから取り出すと「先生、これどういった発注体系になっているのですか?」ときいた。

この金額の違いを説明する前に知っていただきたい事がございます 今から家を建築されるあなたにお教えします。やはり水道工事は高額です。水道工事といっても、漏水の修繕から新築の配管そして道路に穴を掘って公共の水道管を埋める土木系の水道屋さんといろいろあります。皆様が連想される水道屋の多くが漏水の修繕をする水道屋さんではないでしょうか?わたしは水道屋ですが漏水の修繕はできません。新築の配管もできません。「じゃあなにやってんの」実はわたし、道路に埋まっている公共の水道管から皆様の家に水道を引込む“引込屋”であります。
あなたと引込屋が出会うチャンスはあなたが何回も家を買い替える人でない限りおそらく一生に一度でしょう。なぜなら一度その土地に水を引込んだらもう引込屋の出る幕はありませんから、だって修理はできないし建物内の配管もできません。
でもちょっと待って一般木造住宅の寿命がおおよそ30年といわれております。引込屋の仕事は30年に一度しか巡ってこない希少なお仕事になります。“だから高いのです。業者も少ないのです。”みなさまもせっかくいい家を建てられても水が出ないでは住めませんから高額でも仕方ありません。本当に高いです。お値打ちつきの値段です。でもみなさん払わないと住めません。結局払います。そう高い値段と知りながら払うのです。いくら安い業者を探しても見つかりません。修繕屋さんは工事の仕方を知らないし、新築の配管屋さんだって道具も違うし何しろ道路の公共管をさわれる職人を抱えておりません。数少ない引込屋業者の聖域なのです。


でも一般に家を建築される方とは30年に一度しかお付き合いがないかもしれません。でも私の会社はほとんど毎日、宅地に水道管を引き込んでいるのです。その相手先は年間に10棟そして20棟いやいやもっと100棟の家をたてられる方なのです。その人の名は不動産屋さんです。不動産屋さんは家をどんどん建てます。だからわたしもどんどん引き込みます。その時不動産業者の支払う工事代金は実はや・す・い・です。もう一度だけいいます。その時の工事代金は安いのです。 「えーっなんで不動産屋さんは安くて私たちは高いの?」 その答えを言います。あなたは誰に工事代金を支払いましたか?わたしは8年間以上水道引込工事をやってきて一般のお客様からの直接の依頼で仕事をしたことがありません。必ず業者の紹介か、業者からの依頼です。そう100%。 実は、わたしたち引込屋は誰に対してもほとんど同じ料金体系になっております。 不動産業者には直接依頼を頂き直接集金させていただいております。しかしあなたから直接の依頼でない場合、私の会社が請求する先はあなたではありません。紹介先や元請け先です。そこからの料金の加減に私の裁量はまったくございません。

実は引込工事のできる引込屋は水道工事屋を名乗る水道屋20社中1社もございません。なぜそんなに少ないかといえば30年に一度しか仕事がないからです。家の中の配管と違いメンテナンスする必要がありませんし、万一漏水しても各自治体が補償してくれます。30年に1度しかない仕事で業者が少ないから工事費が高いのか。いやそうではありません。神戸の物件で説明したとおり60万円と120万円なのです。安い業者は安く、高い業者が高いのです。いいえ本当は違うのです。20社中の1社にたどり着くまでに120万円になるのです。流通すれば価格は多かれ少なかれ上乗せされますので60万円から70万円80万円100万円120万円となるのです。

わたしの会社は阪神間では珍しい引込工事の専門店なのです。なぜ引込工事の専門店が珍しいのかといいますと1軒の仕事は1日で終わりますので引込工事ばかりで1年中賄うにはかなりの仕事量が必要です。ですからほかの引込工事業者は大きな公共工事の傍ら引込工事を行っているのです。わたしの会社は規模が小さく、無駄な経費も必要としません。おかげさまで地元の不動産屋さんにも応援してもらい住宅用引込工事のみを施工しております。60万円が業者に販売する工事代金であればあなたにも60万円で提供します。なぜなら数少ない専門店ですから。看板商品の値段をいちいちいじっていては信用問題です。

皆さんは家を建てる場合工務店、ハウスメーカー、設計事務所などから見積書をいただきます。その見積書を細分化するとひとつひとつは資材、技術料、経費、利益の必ずいずれかに該当します。その中で経費と利益はハウスメーカー等、みなさんが契約する業者が独自で算出します。ところが資材や技術料は仕入れ先や外注先(各専門業者)の見積金額により決定します。すなわち家をたてるのに直接必要となる資材、技術料は協力業者からの仕入れ値段で決まるのです。 しかしみなさんが直接、設計をして資材を調達し、職人さんを手配するという訳にはいかないですし、そこがハウスメーカー、工務店など業者の腕の見せ所でもあるのです。だからここの値引きを申し出ると後でツケが回ってきます。建築本体工事は各業者のチームワークによっていい家造りが実行されるのです。


引込工事は建築本体工事とは完全に切り離し発注することが可能です。あなたは一言「水道の引込業者は私の方で手配します」これで結構です。あとは引込屋であるわたしの会社がすべて打ち合わせをいたします。

あなたはまず見積書の中の別途工事費に目を通して下さい。上下水道工事の項目がなくても「その水道管新しいですか」と質問してください。以前建物が建っていた土地だから上下水道共整備されているという土地もございますが、先ほど述べたように木造一般住宅の平均寿命が30年といわれており解体された後の水道管はおおよそ30年以上前の配管になります。
30年以上前の配管になりますと鉛が使用されている場合が多いのです。鉛管を通った水は現在厚生労働省が定める連続的な摂取をしても人の健康に影響を生じさせない水道基準を下回ります。そこで各自治体では鉛管を使用している家庭での朝一番や日中留守した夕方など長時間水道を使わなかった場合バケツ1杯程度(約10L)の水を飲用以外で使用するよう案内しております。
このように水道管が整備されている場合でもほとんどの物件で別途引込工事の費用が発生してくるのです。しかもこの場合、契約後工事がある程度進んでから別途追加費用として請求されます。それとも30年前に配管された鉛管を通る水道水をこれからも30年間飲用するかどちらかである。


もう一度だけ言っておきます見積書をいただいたら「水道の引込業者は私の方で手配します」担当者は「わかりました。業者さんご存じなのですか?それでは引込工事の代金はすべて省かせていただきます」あとはあなた様が建築を予定されている土地の場所を教えて下さい。不動産業者に提供する価格でお見積書をお届けします。


わたしは少しの勇気をもってこれをホームページに掲載いたしました。しかしまだまだホームページには掲載しきれない内容がたくさんあります。それを一冊のガイドブックにまとめました。無駄なお金を省いて有効にお金を使おうと考えて頂ける方に無料で差し上げます。


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